抗悪性腫瘍剤TS-1について

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    あみ 長澤長澤 あみ
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    テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム(TS-1)とは、胃癌などに使用される経口の抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)の一種で商品名はティーエスワンです。
    服用方法は、朝食後及び夕食後の1日2回、28日間連日経口投与し、その後14日間休薬します。(4週2休)
    これを1クールとして投与を繰り返す方法です。
    また、シスプラチン併用療法では、21日間連日経口投与に、シスプラチン60mg/m2を第8日目に投与し、その後、14日間を休薬します。(3週2休)
    これを1クールとして投与を繰り返す方法です。

    薬局でTS-1を服用していた患者さんの薬歴を見せてもらったのですが、レジメンにあるような服用方法以外にも2週2休や2週1休などを1クールとして服用している患者さんがいました。
    薬剤師さんに聞いたり、自分で調べてみたりした結果、病院で点滴を打っている関係でクールが変更されていたり、血液検査の結果や、体調不良などでも変更される場合があることが分かりました。
    具体的な例を挙げると、最初は2週1休を1クールとして服用していたが、副作用などで体調不良が酷く、休薬期間が延びて2週2休になったような患者さんがいました。

    TS-1のレジメンは決まっていますが、クールの変更や変更理由については人それぞれであり、とても興味深いと思いました。
    もし、他の薬局さんでもTS-1について、レジメンとは異なる服用方法をしている事例がありましたら、どのような理由で変更されたのか教えて欲しいです。

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