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  • #592
    勇人 福森勇人 福森
    参加者

    脳神経外科から、バルプロ酸Na徐放錠A200㎎、ベラパミル塩酸塩錠40㎎、レバミピド錠100㎎、マグミット錠250㎎が、泌尿器科から、タムスロシン塩酸塩OD錠0.2㎎、ベタニス錠50㎎が、それぞれ処方されていた。
    ー考察ー
    本患者は、バルプロ酸Na、ベラパミルが処方されていることから、片頭痛と推測される。ベラパミルに関しては、心臓に選択的に作用する薬だが、片頭痛に関しては保険診療上の適応外使用が認められているため、このように予想した。レバミピド、マグミットは、ベラパミルの副作用である悪心・嘔吐や便秘に対する処方であると考えられる。又、本患者は前立腺肥大症であり、尿意切迫感があると考えた。理由としては、タムスロシンは前立腺肥大症の治療薬であり、ベタニスは過活動膀胱に適応がある。前立腺肥大症では尿意切迫感を感じることがあるため、尿意を抑えるためにベタニス(ミラベグロン)が処方されたと考えられる。

    #596
    小田薬局小田薬局
    参加者

    頭痛といってもその発生要因によって選択されるお薬はたくさんあり、単に消炎鎮痛薬が使われる場合やトリプタン系などが使われる以外に、今回のようなお薬や、漢方薬やテルネリンやデパスなどが使われる状況もあります。頭の隅に入れておくと良いと思います。

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