発作時にも使える吸入ステロイド・β2刺激配合薬 ホーム › フォーラム › 呼吸器科 › 発作時にも使える吸入ステロイド・β2刺激配合薬 タグ: 呼吸器 気管支喘息 COPD 吸入剤 このトピックには1件の返信、2人の参加者があり、最後に青山 雅和により4年、 2ヶ月前に更新されました。 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中) 投稿者 投稿 2021年2月28日 2:55 PM #382 増田英敏参加者 気管支喘息および慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療薬として、シムビコートタービュヘイラー(規格:30吸入、60吸入)がある。同薬は、ブデソニド(ステロイド剤)とホルモテロール(長時間作用型β2刺激薬)の配合薬であり、気道の炎症を抑え、気管支を拡張することによって、咳や息苦しさなどを改善する薬である。同薬の突出している特徴として、発作時にも使用できることが挙げられる。 同薬は維持療法(発作予防)として用いる場合、1回1吸入を1日2回、症状に応じて1回4吸入を1日2回までとなっている。同薬を発作時に使用する場合は、発作発現時に1吸入する。数分経過しても発作が持続する場合には、さらに追加で1吸入する。必要に応じてこれを繰り返すが、1回の発作発現につき、最大6吸入まで使用できる。維持療法と頓用吸入を合計した同薬の1日の最高量は、通常8吸入までであるが、一時的に1日合計12吸入まで使用することができる。 その他にも注意事項があるため、服薬指導の際にはその点を踏まえて患者さんに指導する。 Attachments:You must be logged in to view attached files. 2021年3月2日 6:34 PM #386 青山 雅和参加者 吸入剤には数多くのデバイスがあります。それぞれデモ機が各薬局に置いてあると思うので、それぞれ使用方法を確認しておきましょう。各メーカーサイトに使用方法の説明書や動画がアップされているので参考にしてください。 ちなみに今回取り上げられたシムビコートですが、効きは良いけれどデバイス(タービュヘイラー)が高齢者の方を始め使用方法がわかりづらいと良く現場で声が上がってました。初回の指導もしっかり患者さんに寄り添ってひとつひとつ確認すること、定期的に使用方法が間違っていないか確認することを心がけていきましょう! 投稿者 投稿 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中) このトピックに返信するにはログインが必要です。 ログイン ユーザー名: パスワード: ログイン状態を保持 ログイン