良く調べられていますね。
①、②、④が目標診察室血圧140/90mmHgの患者です。
さらに、降圧目標値の見直しも、今回の改定の大きなポイントの1つです。
具体的には以下の患者は、降圧目標値が診察室血圧140/90未満→130/80未満に引き下げれました。
①合併症のない75歳未満の患者
②両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞のない脳血管障害患者
③冠動脈疾患患者
一方、正常高値血圧、高値血圧に該当する患者は、高血圧の診断基準を満たさなくても、生活習慣の見直し(減塩、節酒・禁煙、適正体重維持)が必要とされています。
さらに、高値血圧に該当する75歳未満の未治療患者で、かつ脳心血管病リスクの高い患者は、生活習慣の改善や非薬物療法を実施しても1か月後の再評価で降圧が不十分だった場合、降圧薬治療の開始も含めて検討するとされています。
参考:JSH2019ガイドライン