大和深見西薬局

フォーラムへの返信

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  • 返信先: レブラミドカプセルに関して #566

    しっかり調べられていて大変わかりやすかったです。今後、病院実習に行った際に、レブラミドを確認出来るとなお理解が深まると思います

    返信先: 男性に対する乳がん治療について #540

    返信の投稿がだいぶ遅くなり、申し訳ありません。

    記載の通り、男性の乳がん患者の割合は1%未満と言われていることからも、大変少ないのですが、大和深見西薬局での男性乳がん患者は4名ほど居りました。その内1名は電子薬歴が始まる以前より治療しており、初回治療まで追うことは出来ませんでしたが、残り3名は全てタモキシフェンで治療を開始していました。この内2名は現在レトロゾールが処方されています。

    ネット検索で見つけたものですが、タモキシフェン治療を行っている男性乳癌患者の副作用症状は女性とは異なるようです。症例数が絶対的に少ないので何とも言えないかもしれませんが、その副作用症状の上位2つは体重減少と性機能障害であったとのことで、女性のようなホットフラッシュはあまりみられないようです(https://www.mdanderson.org/newsroom/tamoxifen-side-effects-in-male-breast-cancer-patients.h00-158676579.html)。

    稀にしか出会うことの無い症例だと思いますが、狩野さんがせっかく調べられたことなので、このことも追記しておきます。

    大和深見西薬局 宮﨑

    返信先: 青年性扁平疣贅について #537

    ヨクイニンエキス錠「コタロー」は、1瓶何錠入りだったか思い出せますか?
    切りの良くない数量だとは思わなかったですか?
    ヨクイニンエキス錠の1日量が何錠かというのがヒントになると思います。

    話は変わりますが、ヨクイニンエキス錠「コタロー」には、青年性扁平疣贅とともに尋常性疣贅にも適応があります。
    青年扁平疣贅は、調べられた通りヒトパピローマウイルス3型および10型の感染よるものとされていますが、子供に多くみられる尋常性疣贅についても、同じヒトパピローマウイルスではあるものの、主に2型とされています。
    また、手や足の指に好発し、通常は数mm~1cm程度の小さな皮膚の盛り上がりができますが、痛みなどの自覚症状はほとんどないとされています。

    それから、ヨクイニンの作用機序は、単球・マク ロファージ系に作用し、IL-1の産生増強を介して抗体産生細胞を増加、NK細胞活性や cytotoxic T細胞の活性増強などと考えられているようです。

    余談になりますが、ヨクイニンについてはこんなエピソードがあります。

    30代女性で、呼吸器内科にかかっている方で、これまでは吸入薬(確か、レルベアだったと思います)のみが処方されていた患者様に、初めてツムラよく苡仁湯エキス顆粒も処方されていました。
    お薬手帳の持参がない方で、また薬歴にもよく苡仁湯を併用薬としての記録はありませんでした。

    薬剤師:「本日、初めてお渡しする漢方薬があります。整形外科領域で処方されるお薬なのですが、痛みでつらいのはどの部位になりますか?」
    患者様:「えっ。別に痛みなんかないけど…。あれっ、粉薬なんですね。錠剤をと話したのだけど。」
    薬剤師:「どんなことで、処方されることになったのですか?」
    患者様:「いつもは皮膚科を受診して、そこで処方してもらっているのだけど、なかなか通院できず、今日は先生にお願いして、それと同じ薬を処方してくださいと頼んだのです。『ヨクイニン』ってちゃんと言ったのだけど。」
    薬剤師:「...」
    患者様:「ああ、そういえば、先生も『腰痛とかあるの?』とか言っていたわ。」

    作ったような話と思われるかもしれませんが、本当にあったことです。
    すぐに疑義照会をして、処方は変更されました。

    ヨクイニンのことを印象付けてもらえればと思い、載せました。

    大和深見西薬局 宮﨑

    返信先: イレウスと下剤 #529

    私は、腸閉塞に関して特に知識があるわけではありませんが、どなたも返信がないため、記載することに致しました。
    重箱の隅をつくような内容で申し訳ありませんが、…。

    腸閉塞の分類をはじめ、よく調べられていると思います。ただ、「腸閉塞予防のため下剤が投与される場合がある」との部分が気になります。

    腸閉塞患者への下剤投与による死亡例もあることから、予防としては処方しづらいのではないでしょうか?
    ネット上の記載ですが、「腸閉塞は腸のどこかで流れが滞る病気ですから、腸閉塞が原因で便秘になることはあります。だからといって、下剤を飲むことで腸閉塞の予防になるかと言えば、そこに医学的根拠はありません。なぜならば腸閉塞の多くは癒着が原因で、そのほとんどは小腸で起こります。一方、下剤は大腸に作用するものですから、『下剤を飲めば腸(小腸)が詰まらない、だから腸閉塞の予防になる』という考え方はナンセンスです。」(寺田病院 神山 剛一医師)
    もし、腸閉塞の既往がある方に、下剤が投与されているとすれば、便秘に対するもので、腸閉塞予防として期待したものではないと思われます。

    青山さんはどう思われますか?

    大和深見西薬局 宮﨑

    返信先: PPIとH2ブロッカーはどっちがいい?? #504

    そうですね。
    まずは患者さまから先生とどんな話があったか伺うことは大切です。

    熊谷が伝えたいことはPPIは頓服だとPPIの良さが感じにくいということです。
    効果発現までに時間がかかるので、本来の効果を期待するには一定期間服用を継続する必要があります。
    一時的に胃酸を抑えたい場合はH2ブロッカーの方が優秀です。
    ただしH2ブロッカーは長期で使用していくと効果が薄れていくこともあるようです。

    それぞれの特徴を理解して、患者さまのケースに合わせた対応ができるようになりたいですね。

    それとひとつ気になる文があります。
    「どちらを試してみたいか、患者さんの意見を聞いた上で、医師に疑義照会」
    疑義照会は薬剤師の判断で行うものであって、患者さまの意見は関係ありません。同様に処方内容については、医師の判断で行われるものであることは理解しておいてくださいね。
    接客サービス業の側面がついて回っている事実を否定するわけではありませんが、患者さま本位というのは患者さまが処方を決めて好きなように服薬することではないはずですよね。

    くまがいしゅん

    返信先: タケプロンOD錠の簡易懸濁はできる?? #503

    よく勉強できていますね。

    直近の調剤報酬改定には「経管投薬支援料」100点 が追加されましたね。
    これが追加されたということは、こういったことを求められているということでもあります。

    以下要件の詳細を記載しますが、(4)ア、イあたりが今回のケースに絡んでくるのはイメージしやすいのではないでしょうか。

    くまがいしゅん

    この点数の要件は以下の通りです。
    ———————————————————————————–

    (1) 経管投薬支援料は、胃瘻若しくは腸瘻による経管投薬又は経鼻経管投薬を行っている患者に対して、簡易懸濁法による薬剤の服用に関して必要な支援を行った場合に算定する。

    (2) 当該加算に係る服薬支援は、以下の場合に患者の同意を得て行うものであること。
    •ア 保険医療機関からの求めがあった場合
    •イ 家族等の求めがあった場合等、服薬支援の必要性が認められる場合であって、医師の了解を得たとき

    (3) 「簡易懸濁法」とは、錠剤の粉砕やカプセルの開封等を行わず、経管投薬の前に薬剤を崩壊及び懸濁させ、投薬する方法のことを言う。

    (4) 必要な支援とは主に次に掲げる内容をいう。
    •ア 簡易懸濁法に適した薬剤の選択の支援
    •イ 患者の家族又は介助者が簡易懸濁法により経管投薬を行うために必要な指導
    •ウ 必要に応じて保険医療機関への患者の服薬状況及びその患者の家族等の理解度に係る情報提供

    (5) 患者1人につき複数回の支援を行った場合においても、1回のみの算定とする。

    (6) 患者の服薬状況等を保険医療機関に情報提供を行った場合であって所定の要件を満たす場合は、服薬情報等提供料1又は2を算定できる。

    返信先: サンドラッグ相模原淵野辺 #396

    お疲れ様です。
    ファイル添付されていないっぽい(?)です。
    ファイル添付わすれか、サイズが大きすぎて添付できていないかもしれません。

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